過去の日記

このページでは、旧サイトで長々とつづってきた日記を、もったいないので転載しています。レイアウトが崩れてるところもちょいちょいありますがご容赦ください。

こどもぐらし・・・vol.52(2009/06/07)


うちの長男(5歳)、前々から器用なやっちゃな〜って思っていたけど、きのう、ひとりで「キャラ弁」作ってた。
絵本「バムとケロ」シリーズの「バムちゃん」(写真)です。ちなみに、手作りふりかけ入りのおにぎりです。ふりかけ入りごはんをカエルの形ににぎって、切った海苔を貼って、できあがり。
なんか静かにやってんな〜と思っていたら、「できた!」って、最高の笑顔で見せてくれましたー。
ちなみに、私は、キャラ弁とか、作ったことないです。あぁ、一時期この「バムケロ」おにぎりは作ってたことありましたが…(「こどもぐらし・・・vol.13(2007/10/23)」参照)

うちの次男(1歳)、前々からやんちゃなやっちゃな〜って思っていたけど、きのう、にぃにの作ったバムちゃんおにぎりをもらって、口いっぱいにほおばったまま、でんぐり返しするから、全部口から出ちゃって、しかも布団の上だったから、布団がごはん粒だらけになっちゃって、そしたら、それが嬉しくてしかたなかったみたいで、布団の上のごはん粒の上で、踊りまくってました。

その踊りが、あまりに激しいので、私は長男に
「なんで、あんなに踊ってるんだろうねぇ〜」
と聞いたら
「しあわせだからじゃない?」
だって。

新作でますよ(2009/06/05)


まぁ、なんというんでしょうね、感無量ですね。
2年ほどあたため続けていた絵本、本日無事に描き終えました。
まぁ、なんというんでしょうね、毎回いろいろありますが、今回ほどいろいろあった絵本も珍しいですね。
一度は今年出すのをあきらめたこともありました。
あそこから、這い上がるのは、しんどかったですね。
まぁ、たかが絵本ですけどね、されど絵本ですからね。

とにもかくにも、信じて待っていてくれた編集者のKさんはじめ、出版社の皆さんに、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
そして、やっぱり家族の支えがなかったら、できませんでした。ありがとう。

タイトルは、『あたし、ピーカンちゃん』(大森裕子/教育画劇)
あめふりおシリーズの第2弾!今度はギラギラ夏の絵本なのだ!7月発売予定です!!

写真は、長男が折り紙で作ってくれた、てるてるぼうずの「あめふりお(右)」と「ピーカンちゃん(左)」。あと、私への手紙。ずっと机の前で見守ってくれてました。

ある日の机・・・vol.05(2009/05/27)


あと、すこしで、終わります。
絵本の絵が。
写真は、短くなった色鉛筆と鉛筆。

今回は、遅れに遅れていろんな人に迷惑をかけてしまったけれど、ここまできたんだから、楽しんじゃおうと思って、やってます。

楽しんじゃおう。

『ペリネイタルケア』5月号(2009/05/21)


もう5月も終わろうとしていますが・・・『ペリネイタルケア』5月号(メディカ出版)の表紙絵はこんな感じで描きました。兄弟でどーん、です。

このふたり、実は、5月1日から、一緒の保育園に通っています!
4月の段階では、ふたり別々の園だったのですが、次男の転園届けが通り、長男の通っている保育園に転園できたんです。

ふたりとも、毎日、それはそれは嬉しそう!!

先日、長男と同じクラスの年長さんの女の子が、教えてくれました。
「きのう、Yくん(次男)はねぇ、○○くんと○○くんと○○くんと○○くんと○○ちゃんと○○ちゃんと○○ちゃんといっしょに、めっちゃいっぱい、あそんでたよー」
って、遊び相手、全員、年長児じゃん・・・。もまれてんなぁ〜次男・・・。

こういうこと(2009/05/20)


先日のつづき。

どうして、サナギになったってわかったのか、オスだってわかったのか、という質問を受けたので。

こういうこと、です。
ほじくり出したわけじゃあありませんよ。こういうふうに、地上で変身しちゃったと言うわけ・・・。
ちょっと彼の行く末が心配ではありますが、大森家一同、陰ながら見守っております。

最近、長男は、虫に首ったけ!
保育園では、毎日虫探しをしています。
図書館でかりる本も、ぜーんぶ、虫。虫、虫、虫。
宝物箱には、死んだハエと、カナブンのとれた羽が入ってます。

日曜日、長男とふたりで、図書館で偶然手に取った本がすばらしかった!
『昆虫記』今森光彦・著(福音館書店)
見れば見るほどに、圧巻です!この1冊に世界が詰まってます。
わたしは、今はそんなに昆虫好きでもないし、もちろんマニアでもないので、虫の写真を見てこんなに感動することがあるなんて思いもしませんでした。小さな世界で、こんなにすごいことが、しかも私たちのすぐとなりで起こってたんだな。
かなり嬉しい、本との出会いでしたよ。

ある日の机(のとなり)・・・vol.05(2009/05/13)
ひょえ〜〜〜〜!!!
マジで?!
ついに・・・ついにやったのね!

去年の夏。
きみのお母さんは、きみを産んで死にました。
きみはたくさんの兄弟の中から、偶然、選ばれた、たったひとりだったのです。
ごはんがあまりない時もあったのにね。
乾燥が嫌いなきみなのに、からからに乾いていた時もあったでしょう。
耳のそばで、大音量の音楽が流れてたこともしょっちゅうあったよね。
よく耐えられたよね。

世話をしてたのは、気まぐれなこどもだったもんね。
さらに、もっと気まぐれな赤ん坊に、引き倒されそうになったりもしてさぁ。
となりでは、やさぐれた絵本描きが、電磁波と音楽ばっかり流しててね。

最後の最後では、きみが、うまく部屋を作ることができずにいたから、目が合うたびにすごく気まずかったのよ、わたし。

今日、わたしの机のとなりで、カブトムシの幼虫が、サナギになりました。
すご〜〜〜い、オスよ〜〜〜!!!

ある日の机・・・vol.04(2009/04/24)


最近よく、「今もまだ、泥沼なのでしょうか?」とか「お体大丈夫ですか?」とか、気にかけてくださる温かいメールをうけとるようになりました。みんな、けっこう読んでくれているんだ…う、うれしいです。

おかげさまで、思った以上に元気にしています。

近況は、ご覧の通り〜。
机、ぐっちゃぐっちゃの泥沼状態です。

でもね、私なりの泥沼をわたりきるコツをつかみました。
それは、ドロドロのグッチャグッチャになること!
今は、沼に飛び込んで、もがいています。
だんだん、泥が、気持ち良く感じられてきたならば、こっちのもんだぜ。

前は、沼の縁に立って、途方に暮れていただけだったから…。

余計なことは気にしません。
笑われようと、怒られようと、見捨てられようと、知ったこっちゃないわい。
GW中も、わたしは、泥遊びをします。

書評などなど(2009/04/17)
現在、好評発売中の『だっこっていわないよ。』(学研)。

『こっこクラブ』(ベネッセ)5月号の「こっこカルチャー」というコーナーで紹介していただきました!
プレゼント企画(2名)もあるようですので、どしどしご応募ください。(でももちろん、買ってしまってもいいのですよ)

あと、少し前ですが、3月29日の伊勢新聞でも取り上げていただきました!
ありがとうございます。

あと、少し先ですが、5月2日発売の『MOE』(6月号)でも、本のプレゼント企画があるようです!

あと、大分県の図書館便りでも、ご紹介いただきました。日出町立萬里図書館というところ。嬉しいです!

読者ハガキもたくさんのかたに送っていただき、本当に嬉しく読ませていただいています!みなさん、元気をくれてありがとう!!

新連載のお知らせ(2009/04/16)


『こどもの本』(日本児童図書出版協会)という冊子で、5月号から、イラストカットの連載が始まりました。
岸信子さんの文章に、ちいさなイラストをつけさせていただいています。
タイトルは「ぎゅうぎゅうのしあわせ」。
岸さんは、熊本県在住で、なんと十人のお子さんを持つお母さん!
十人ですからね、これはもうすごいわけ。毎回、文章をいただくのが楽しみな仕事です。

その他、連載中・・・

●『ね〜ね〜』(主婦と生活社)にて、よこしまくんの4コママンガ「よこしまな毎日」
●『ぺあれんつくらぶ』(日本標準)の表紙イラスト
●『ペリネイタルケア』(メディカ出版)の表紙イラスト
●『ポッケ』(チャイルド本社)にて、「うたのつばさ」イラスト
●『PriPri』(世界文化社)にて、「赤ちゃんのベーシックケア」イラスト

近々、もうひとつ、新連載が始まる予定です。わが家の暮らしを描いたエッセイです。
詳細はのちほど…。

こどもぐらし・・・vol.51(2009/04/15)
長男(5歳)と次男(1歳)のケンカは、なかなかにすごい。

たいがいは、長男が遊んでいたおもちゃを次男がとることで勃発。
長男は、「ずるっ!!」とか「ばかっ!!」とか、数少ないボキャブラリーの中から、罵倒の言葉を浴びせる。
次男はそんなこと言われても、なーんとも思っていないので、まったく解せず、おもちゃを狙い続ける。
次男は、ちょっとくらいぶたれてもひるまない。
終いには、長男が泣く。
「オレ、Y(次男の名前)が、こんなに、らんぼうになるとは、おもわなかった…」
だって。

ケンカのもうひとつのパターンは、かーちゃんのことをどっちが独占するか、だ。
夜寝る時なんかに、よく勃発するこのケンカ。
私の上の乗ってこようとする次男を、長男が蹴り落とす…。
そして、すかさず、決めゼリフ!
「オレのほうが、さきに、かーちゃんをみつけたんだからな!!!」

横で聞いていた夫が、小さな声でつぶやいた。
「それを言うなら、オレのほうが先だ。」

締め切りが過ぎていても、徹夜して体調を崩しても……日常は流れていくのです。

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