『ねこのずかん』、発売です!

こんにちは。
4月17日に、『ねこのずかん』が発売になりした!

ねこのずかん
『ねこのずかん』(作・大森裕子/監修・今泉忠明/白泉社/1,080円)

2017年4月号の『kodomoe』の付録絵本に、大幅加筆をしての発売です。
もっと猫の生態がわかるように、もっと猫とのコミュニケーションが図れるように、そしてもっと猫を可愛く!という思いで加筆をしました。

ねこのずかん
毛だらけ、モフモフ〜♪

今回は、『ざんねんないきもの事典』の今泉忠明先生に監修をしていただきました。今泉先生には、猫のことをたくさん教えていただきました。先生とのやりとりは、とっても楽しかったなぁ〜。

ねこのずかん
ねこは、後ろ足が指4本、前足は指5本です。人間と同じで、手(前足)のほうが細かい動きに対応するため進化したのだそうですよ。

今回、「ねこのいっしょう」のページを描きたくて、生まれたての子猫の取材もさせていただきました。ブリーダーの早坂さま、ご親切に対応していただき、本当にありがとうございました。

ねこのずかん
たまらなく可愛い生まれたての赤ちゃん猫〜たまらなく愛しい20歳の老猫まで。

2017年の付録執筆時には、2匹だった我が家の猫。
単行本のため加筆している間に、気づけば4匹に増えていました。
みんな、素敵なモデルになってくれて、ありがとう!

たくさんの猫たちが出てきます。『ねこのずかん』で、モフモフタイムをご堪能いただけたら嬉しいです!

大森裕子


子猫を拾いました(その2)

長男が子猫を拾って来て、家で保護した翌日は冷たい雨になりました。
ダンボールに入れられていた子猫たちが、この雨にあたったら…と思うと、長男よ、本当に君はいい仕事したなぁ〜と思います。

こねこ

動物病院で検査したり、ノミダニ回虫の駆除したり、検便したり。毎日のエサ代などで数万円はあっという間に吹っ飛んでいきます。
だけどな、こんなに可愛い4匹を毎日、モフりたい放題なんです。たまりません〜。ぐふふ。

茶トラねこ

茶トラねこ

茶トラのシマ2本ちゃんは、一番の甘えん坊。人間の手のひらをチュウチュウ吸ってきます。まだ、お母さんのおっぱいを飲んでいたいみたい。
茶トラのシマ3本ちゃんは、おっとりしていて優しい性格。兄弟げんかも1歩引いたところから見ているようなタイプ。だけどやっぱり男子、甘えん坊です。一時おなかを壊して下痢してたのですが、その後、驚異の食欲で今では一番体重が重いです。

くろねこ

真っ黒くんは、一番のやんちゃ坊主。好奇心旺盛で、ドアをあけると、飛び出して来ます。知らない部屋にも先頭切って突っ込んで行くのは、真っ黒くん。

さびねこ

紅一点のサビちゃんは、小柄ながら、おてんばさんです。最初は慎重ですが、慣れてくるとタイプが豹変。走るの早いし、ジャンプは高い、ターンもダッシュも一流で。疲れ知らずのおてんば姉さんでした。
私にとっては、はじめてのメスの仲間(家に縁があるのは、なぜか、みんなオスなんです)。はじめての女子会!? 開催!??
女子は、男子と違って、バカみたいに甘えてきません。新鮮!

そんなこんなで、毎日、

こねこ

遊んだり・・・

こねこ

眠ったり・・・

こねこ

遊んだり・・・

こねこ

眠ったりして…
そして、みんな元気に、すくすくと成長していきました。
(続く)

大森裕子


子猫を拾いました(その1)

我が家の長男(中3)。
部活での最後の大会も終わって、ついに引退が決まり、ヒマにしていた午後のことでした。
夕方、近所の公園から帰宅した彼の手には、ダンボール。
そして、ドヤ顔で一言、「4匹!」

ダンボールの中をのぞいてみると・・・

こねこ
えええ〜!なんとなんと、子猫が4匹。

道を歩いているときは、いつも猫を探している私。野良でも外飼いの猫でも、見つけるだけでなんか嬉しいのです。あんな模様だ、こんな模様だ、前にも会った子だ、このへんのボスかな、とか…ただただ、想像するだけで嬉しくなっちゃうのです。
そして、春になってからは、どこかに困ってる子猫いないかなーと、それはそれはいつも思っていたのです。

そしたら、これだよ。

長男も、そんな私のことをよくわかっていて、迷いなく家へ連れて帰って来ました。
こういう時、普通だったら親は困ったりするんだろうな。「戻して来なさい」とか、「同情するんじゃないの」とか言ったりするんだろうか。私は長男に「グッジョブ」と言ってましたが。

公園に捨てられていたそうです。ダンボールの中には、エサが一緒に入れられており、子猫たちが自力で開けられるように加工されたふたまでついていました。

すぐに、近所の動物病院へ連れて行くと、ノミダニもいない、衰弱もない、健康状態は極めて良いとのこと。生後1ヶ月程度だそうで、歯も生えていたので、離乳を待って捨てたのではないかとのことでした。
そしてこの4匹、びっくりするほど人懐っこいのです。おそらく、人の家で生まれてずっと人のそばで育ったのではないかな。

里親探しをしながら、とりあえず我が家で面倒をみることにしました。

子猫
茶トラのオスが2匹。長毛くんです。目の横のシマが2本の子と3本の子です。
子猫
真っ黒のオスが1匹。ちょっぴり長毛っぽい感じです。
子猫
サビ柄のメスが1匹。一番体が小さいです。

我が家でもともと飼っている猫3匹は、白黒柄(2匹)とキジトラ柄(1匹)なので・・・

猫

…こ、これは、ロイヤルストレートフラッシュができた?のか??
(続く)

大森裕子