過去の日記

このページでは、旧サイトで長々とつづってきた日記を、もったいないので転載しています。レイアウトが崩れてるところもちょいちょいありますがご容赦ください。

こどもぐらし・・・vol.34(2008/12/13)


「魔法の字」

こういう字なんていうんだろう、囲み文字、かな?
私が仕事柄よく描いているので、長男がマネして描きはじめました。
家族の名前や友達の名前など・・・。
お風呂上がりに突然描きたくなったようで、パンツいっちょのまま、何十分もかけて描き上げていました。
そのパンツいっちょの後ろ姿から、楽しい、があふれ出ていて、「早く服着なさい」の言葉を飲み込みました。
案の定「できた!」と言った時のいい顔をしていること!!

彼いわく、こういう字のことを「魔法の字」と呼ぶんだそうです。
私が一筆書きで描くのを見て「まほうだっ!まほうだっ!」と喜んでいます。

こどもぐらし・・・vol.33(2008/11/26)
長男(4歳)は、おともだちのRくんと「数字には終わりがあるか、ないか」について話し合ったそうだ。
長男は「終わりがない」と言って、Rくんは「終わりがある」と言って、ケンカになったそうだ。
これは数学の世界での永遠のテーマなんだってよ。

『ペリネイタルケア』10・11月号(2008/11/20)


オレンジの表紙が10月号で、ハロウィンがテーマ。
みどりの表紙が11月号で、七五三がテーマ。

今年の『ペリネイタルケア』(メディカ出版)のテーマは、月々の行事なのですが・・・、ハロウィンも七五三も、家ではやってないや。ごめんなさい。

あ、今気づいたけれど、ここで過去の表紙が全部見られるようになっていますね。
うわぁ〜、ヘタな仕事できないよなぁ〜。

「うたのつばさ」CDジャケット(2008/11/19)


来年の4月から『ポット』(チャイルド本社)という保育士さん向けの月刊誌でイラストの連載が始まります。

中川ひろたかさんと鈴木翼さんがつくった、こどものあそびうたのページのイラストです。12ヶ月分で12曲あります。

写真上は、2009年度の年間購読をした人についてくる特典CD。その12曲が収録されています。楽しいですよ♪
私は、ジャケットイラストを描きました。

写真下は、中川さんの似顔絵のラフ。どんなふうに変な顔するのかな〜、って考えながら。

かーちゃんのおなかでねむりたい・10/11/12月号(2008/11/19)


『ポッケ』(学研)で好評連載中のイラストエッセイ、「かーちゃんのおなかでねむりたい」。

ここでもすこしだけお伝えしていましたが、2年分の連載にかきおろしを加え、単行本になることが決定しています!
来年の3月が発売予定。どうぞお楽しみに〜!!
(って、これから作業するんですけど〜)

10月号のタイトルは「初めての失恋」。
次男が生まれて、かなりブルーになっていた長男のお話。

11月号は「ドングリベンジ!」
わたしが小学生だったころの苦い思い出にリベンジするお話。

12月号は「なんでの旅」
こどもの「なんで?」「なんで?」の攻撃に困っている全国のお父さんお母さん必読。本当になんで「なんで?」なんでしょう!?

以上。1月号へと続きま〜す。

ちょっとうがいしすぎ?(2008/11/07)
「立冬が過ぎ」と打とうとしたら、「ちょっとうがいしすぎ」になってました。
「丁寧」と打とうとしたら、「手負い姐」になってました。
気ばかり焦る年末進行が始まりましたね。

最近の仕事・・・。
某ショッピングビルのイメージキャラクター制作で、「おぱん」というパンダを描きました。
教育出版の「生活科」の教科書のナビゲーターキャラを作りました。平成23年度から使われる予定です。

来年度から連載が3つ増えます。
ひとつは、雑誌の表紙。あとのふたつは雑誌のカットです。カットのほうは両方とも保育士さん向けの雑誌です。なにかと最近ご縁があります。
今までの連載もがんばっています。「ポッケ」(学研)で連載中の『かーちゃんのおなかでねむりたい』が今度、本になります。3月発売予定です。
『ペリネイタルケア』(メディカ出版)は、来年も表紙を担当させていただくことになりました。来年はなんと、うちの次男の成長スケッチをドローイングタッチで展開します。1年間プライベートショット満載でっせ。
また、『ね〜ね〜』(主婦と生活社)の12・1月号ですが、ウイルス性胃腸炎におかされてのたうちまわっていたために、お休みさせていただきました。楽しみに見ていてくださった方、すみません。

そして、来週から、次男(9ヶ月)の保育園がはじまります。
長男の時は1歳1ヶ月から行きはじめたよな〜、ちょうど「立っち」ができた後だったよなぁ〜なんて感慨にふけっていたら、次男がすっくと立ちました。え? すごいね、きみってやつは・・・。
かーちゃんもがんばろ。

こどもぐらし・・・vol.32(2008/10/23)


ある日の長男のポケットの中身。左から・・・

 木の枝・木の枝・木の枝・釘。

当人いわく、左から・・・

 ししゃも・ししゃも・ししゃも・火星。

こどもぐらし・・・vol.31(2008/10/21)
次男(9ヶ月)が初めてしゃべった言葉は・・・

 「かーちゃ」(かーちゃん)

うふ。つぎに言えるようになった言葉は・・・

 「おっぱ」(おっぱい)

うふふ。そのつぎに言ってた言葉は・・・

 「いたい、いたい」

次男はよく、わたしたちの顔や手足にかみついたり、爪を立ててギュウッとつかんだりするのですが、そのときにわたしたちが「いたい、いたい!」というのをマネしていってるみたいです。

ちなみに、長男(4歳)のはじめての言葉は、「おっぱい」だったなぁ。

世の男性達よ。みな、おかーちゃんの肩を揉みなさい。

サイン色紙づくり(2008/10/20)


『ぼく、あめふりお』(教育画劇)が、新潟県の読書感想文コンクールの課題図書(小学1年生の部)に選ばれていたのですが、先日、賞に選ばれたこどもたちの感想が届きました。

小1ってすごいんだ。
どれも説得力のある素敵な文章で、読んでいて、つい涙してしまいました。
こんないい絵本なら、わたしも読んでみたい!
いったいだれが描いたんだー?!

というわけで、病み上がりでしたが、最優秀賞と優秀賞のみんなに贈られるというサイン色紙とサイン本づくりをしました。喜んでくれるこどもたちの顔を想像しながら描いていると、不思議なことに、心の底から力がわいてきます。
サイン色紙はがんばって、肉質で同じものを5枚仕上げました。

授賞式は11月1日だそうです。楽しみに待っててね!

ごぶさたでした(2008/10/14)
こどもの頃から健康だけがとりえだった私。
おとなになってからも、風邪を引いたって病院にも行かず薬も飲まずに寝ていれば治るタイプでした。

今思えば、夏のおわりごろから、どうもおかしかったのです。
週末になると38〜39度の熱を出し、おっぱいが痛い。完全に「乳腺炎」ですよね。でも、休養をとって食事に気をつけて自力で治していました。月曜になるとなんとか治っているので、また1週間ふつうに仕事をこなすのですが、週末にまた発熱・・・。
そんな状態を3回ほど繰り返していたものですから、気づくと慢性的な乳腺炎になっていました。
2人目の産後が予想以上に楽だったので、油断していたツケがまわってきたんだと思いました。夏のお昼はそうめんだけ、だったりとか、市販のスナック菓子をぱくぱく食べたりとか・・・。
今ふりかえると、昼はそうめんでもいいんですけど、そこになにかもう1品、体を温めるものをいただく、とか、スナック菓子を大量につまみたくなる原因はなんだろうかとか(仕事のストレスです)、そんなふうに考えればよかったんです。いや、考えていました。考えてはいたのですが、私ならまだ大丈夫だろう、という過信があったのだと思います。
へたしたら切開(手術)というところまでひどかった乳腺炎でしたが、幸いお世話になっている助産院でのマッサージで順調に回復していきました。

とーこーろーがー、その後が、本当の試練だったのです!
9月のおわり、夫が「ウイルス性胃腸炎」になり、あまりの腹痛にのたうちまわって苦しんでいます。夫は薬を飲んでその後完治したのですが、わたしにも同じ症状が・・・。1日20回以上もおそってくる下痢と嘔吐。体の中はからっぽなのに、なのになのに、おっぱいは出るんだよう!そして次男は、いつもとかわらずに、ぐびぐび、ぐびぐび飲むんだよう!!そして、わたしも、おっぱいをやめよう、とは思わないんだよう!!!
授乳した経験のある方はお分かりだと思うのですが、授乳中というのはすごくおなかが空いて、一食でごはん2杯は軽くいただけてしまいます。バランスのよいおかずも必要で、母の食べた食事がダイレクトに母乳の成分になるのです。
それなのに、わたしは5日間、ほとんど何も食べられないまま授乳を続けていました。水分を取るのもやっとなのに…。
みるみる体重が落ち、薬も飲めず、病院で点滴をしてもらいながら、3時間ごとに授乳していました。どんどんどんどん体がしなびていって、本当にこのまま死んでしまうと思いました。夫も仕事を休んで、わたしの看病と家事とこどもらの世話…。泣き叫ぶ次男にミルクをあげたりしてくれて、そうとう疲労していました。

ついに限界がきて、長男は実家で預かってもらいました。はじめてのお泊まり。しかもいきなり6泊7日(笑)。でも、おじいちゃんおばあちゃんのおかげで、さみしがることもなく、う〜んと楽しい毎日を過ごせていたみたいです。

そして、わたしは、なんと入院!!!・・・でもね。病院ではなくて、助産院へ(笑)。次男を連れて1泊2日(夜もおっぱい飲むからね)。
いやぁこの入院がすごかった!ミラクルの連続でした!
本当にこの助産院があって、今の私があるといっても過言ではありません。
まず、到着しただけで、気分がすぅっと安らぐ。そして、ここのご飯(酵素玄米という治療食です)が食べられたのです。5日もほとんど食べていないのに、おにぎりを2個も食べました。その後も、助産師さんの神の手によるマッサージや、湯たんぽ入れてもらったり、裏技の手当て法などなどで、ぐんぐん食欲がもどり、びしびしと元気が出てきたのです。薬は1個も飲んでいないのに。
また、いろいろな親子や妊婦さんが外来できているので、ちょっとの間、次男とあそんでいてくれたり、ベビーシッターさんが次男を預かってくれたり、そんなことが涙が出るほど助かるのでした。
そうして半日もすると用意してくれたお食事をぺろっと完食できるまでになり、劇的な回復をとげ、翌日には笑顔で帰宅することができたのでした。

今回のことはとてもつらかったけれど、今までの生活を見直すいいチャンス。
大森家という「水がま」が、あふれちゃったんだと思います。私も夫も責任のある仕事が増え、次男はどんどん成長して動きまわるようになってきて…。どこかに風穴を開け、なにかを手放さなければ、新しいものが何も入らなくなってパンクしてしまうぞ、ということだったんだろうな。
そして、それは大森家という一家族の「水がま」であって、決して私ひとりの問題ではなかったんだと感じています。

助産院の助産師さんやスタッフのみなさん、長男を預かってくれた実家の父母、そして長男と遊んでくれた近所の方、仕事の〆切りを調整してくださったクライアントのみなさん、つらいとき支えてくれた夫、すごく楽しい思いをした長男、水だけのおっぱいを飲んでくれた次男、そして励ましのメールをくれたみなさん、心配だわ〜とちょっとでも思ってくれたみなさん、本当にありがとうございました。
ゆっくりゆっくり体を戻していきます。

あ、そうそう、助産院のロゴマークとHPのイラストは、わたしが手掛けさせていただいたものです。長男を産んだ場所、わたしの第2の実家です。

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