9月7日、『おかしのずかん』出ました!

お待たせいたしました。さぁ、お茶にしましょう〜。

おかしのずかん表紙
『kodomoe』2020年10月号の付録絵本としての発売です。

コドモエのずかんシリーズ、最新作はおかし。おかしって、最初から役者が揃いすぎていますよね。
ふわふわの、しっとりの、ずっしりの、ほろにがの、サクサクの、クリーミーなの、サクホロッの、ひんやりの……。もう反則レベルの豪華共演となりました。

おかしのずかん見開き
美味しそうにならないはずがないページ(笑)

日本では「ショートケーキ」を筆頭に、ふわふわのスポンジ生地でクリームやフルーツをサンドするケーキがとても多いですが、それはヨーロッパをはじめ、他の国のお菓子事情からするとちょっと特別なことみたいです。フランス版のショートケーキ「フレジエ」はふわふわのスポンジ生地は使っていなくて、もっとずっしり濃厚なんですって。
ヨーロッパでは薄力粉より中力粉が使われており、ショートケーキを作ろうとしてもふわふわには仕上がらないそうです。
クリスマスに、イチゴと生クリームのクリスマスケーキを食べるのも、日本人だけなんだそうですよ。
日本人が考えたおかしと世界のおかしの違いとは……? そんなところに注目して読んでみるのも面白いかもしれません。すべてのおかしに、生まれた国がわかる国旗マークが付いています。

kodomoe2020年10月号
『kodomoe』2020年10月号、大好評発売中です。

『おかしのずかん』は雑誌『kodomoe』の付録絵本として発売されています。今はまだ単行本ではありませんので、ご注意くださいね。

もうひとつの付録絵本『にんにん!さすけまる』も面白いです。ねこまきさんの絵が小気味良いです。さすけまるが健気で可愛くて、濡れた鼻にスンスンしたい〜。

そして、今泉忠明先生のロングインタビュー。先生のイキイキワクワクしたエネルギーが伝わってきて最高です。
以前『ねこのずかん』の監修でお話した時、私は楽しすぎて失神するかと思いましたもん。

kodomoe2020年10月号より
「主役でなくてもいい。進化だけが全てじゃない。」沁みます。

「保育者・柴田愛子流 ホンネの子育て」の記事も、心にまっすぐささります。
福田淳子さんの「フライパンスコーン」のレシピも、なにこれ、美味しそう。
「推しがいれば人生楽しい」は、なんで私にインタビュー来なかったのかなー(私は『ハイキュー!!』推しです)。

今月の『kodomoe』は買いです。ぜひ。

大森裕子